2015年

11月

27日

サイエンスアゴラに行ってきました!

日本最大級の科学のフォーラム『サイエンスアゴラ』の報告です!

お台場に行ってきました!

【サイエンスアゴラ】

アゴラとは広場という意味のギリシャ語です。

誰もが交流できるこの広場は

政府、研究機関、事業者、メディアに限らず、様々な立場の人たちが出展し、見学することで仲間やアイディアを見つける場所です。

 

場所は、お台場にある日本科学未来館を中心に、産業技術総合研究所臨海副都心センター東京都立産業技術研究センター東京国際交流館フジテレビ湾岸スタジオを会場にした、とってもビッグなイベントでした。

 

来場者は、プロの技術者や研究者から、ちょっと面白そうだから見に来たよという人まで本当に幅広く、休憩時間にはその中に混じって色々なブースを見て回りました。

 

また、プロジェクターを何台も使ったSFの世界のような大学のブースや、趣味の研究を見てもらいたいという個人のブース、普段は山の上にいるんだけどすごいアイディアを思いついたから発表したいという人までいて、科学の広場という名のとおりの体験が出来ました。

今回、出展したタイトルは『つくろう こわそう ポリヘドロン』

ポリヘドロンは多面体のこと。

3Dプリンターで作ったジョイントを使って、正四面体・正六面体・正八面体の工作をしました。

 

今回も毎度おなじみの塾生スタッフが、受け付け・呼び込み・工作などを手伝ってくれました。

塾生含め7人のスタッフが協力してローテーションで休憩を取り、他の出展ブースを回る時間をつくれたので

塾生スタッフたちも最新の科学技術や出展している人の情熱に触れて、良い刺激を受けたと思います。


一日三回の実演コーナーでは、多面体の強度をテーマに『破壊実験』をしました。

まずは、5種類の多面体を壊す実験。

専用の破壊装置を作り、どこまでの負荷に耐えられるかの実験です。

木製の多面体とアクリル製の多面体を用意しました。

 

木製の方は辺の長さを同じに作りました。

辺の長さが同じだと、種類によって大きさに違いがあります。

完成品が思ったより頑丈だったので、頂点に負荷をかける実験を行いました。

結果は以下の通りです。

 

4面体    17.2kg
6面体    5kg
8面体    15kg
12面体   4kg
20面体   5.5kg

 

構造的に一番頑丈な正4面体は、なんと17.2kg!

用意した重りでは足りなくて、見ていた女の子に体重計の上で踏んで壊してもらいました。

アクリル製の多面体は同じサイズで実験しました。

面に負荷をかける実験で、アクリルの棒が変形していくのが観察できました。

結果は以下の通りです。

 

4面    10.7kg
6面    15.6kg
8面    13.2kg

12面   9.5kg
20面   12kg

 

斜めの力に弱い6面体ですが、垂直からの力にとても強く

歪みながらも耐える様子に、実験を観ていた子どもたちも興奮してくれました

もうひとつの実験は、強度の高い正4面体を6個並べて子どもたちが乗れるか挑戦するというもの。


1本1本は片手で折れるくらいの弱い木の棒も、4面体にすることで乗っても壊れないくらい強くなりました。


家族で参加してくれた方は小さなお子さんから順にチャレンジしていき、なんとお母さんが乗っても壊れなかったです。

さらに、4面体の数を増やしてお父さんがチャレンジ!14個の4面体で大人の男性を支えることが出来たのは素晴らしい実験結果でした。

これらの実験に使った多面体のジョイントはすべて3Dプリンターで作成されています。

同じジョイントを使っている同種の多面体でも、辺の長さや材質を変えることでまったく違う実験結果になったことは、その汎用性において3Dプリンターの長所を活かすことができたと思います。

参加者の皆さんには、多面体の強さや面白さと一緒に

3Dプリンターの今後、災害時の仮設住宅や複雑な構造物への利用を体感してもらえたと思います。

道行く人にアピールしながらの実験はなかなか新鮮で慣れないものでしたが、優秀な塾生スタッフの活躍のおかげでたくさんの人に観てもらうことが出来ました。

その場のギャラリーとのコール&レスポンスで実験を進行し、実験が終われば受付でお客さんにブースの説明をしてくれるスタッフは、もうなんかすごいな!と感服するばかりです。


今回このイベントに参加させていただき、たくさんのアイディアと新しい繋がりに出会うことが出来ました。

なによりもその規模の大きさに注目してしまう『サイエンスアゴラ』ですが

様々な人が企画者であり見学者であるこのイベントで

唯一、『科学』という共通点によってこんなにも多くの交流を持つことが出来たことに、驚きと感動を覚えます。

『サイエンスアゴラ』に参加できたことはとても大きな経験で、ちょっぴり自慢してもいいカナと思っている今日この頃です。


最後になりましたが

ブースに来てくださった皆様、実験に参加してくれた子どもたち、楽しい体験をさせてくれた他のブースの皆様、そのほかご助力を賜った皆様

ありがとうございました。

とても楽しい2日間でした。



丹誠塾 DIG・STACK & 健太ん家


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【がんばって準備しました】